あなたに合う働き方見つけませんか?雇用形態別メリットデメリット

どんなライフスタイルを思い描くによって、働き方は大きく違ってきます。現在は「働き方の多様化」と呼ばれ、様々な働き方で生計を立てている方がいらっしゃいます。今回は、雇用形態の種類について解説し、皆様の今後の働き方を考える際の参考になれば幸いです。

雇用形態について

雇用形態とは、企業と従業員が結ぶ雇用契約の種別です。

雇用形態の種類

雇用形態には、「パート・アルバイト」「派遣社員」「正社員」「契約社員」などの分類があります。雇用形態によって処遇や待遇が違ってきますので、それぞれの特徴を理解して、自分にあった働き方を見つけてください。

パート・アルバイト

パート・アルバイトは学生や主婦の方に多いですが、短期間・短時間で勤務する雇用形態です。仕事以外に、学校や子育てなど生活の大半を占めるものがあり、その隙間時間に働きたい方におすすめです。

パートタイム、アルバイトと分けて求人情報が掲載されている場合がありますが、両者に大きな違いはありません。毎月の予定の変動が大きい学生向けを「アルバイト」、ある程度働ける時間が固定されている主婦向けに「パート」という、働き方がイメージしやすいように分けて使用される場合があります。

メリット

①勤務時間・日数を自由に選べる

パート・アルバイトの大きなメリットは、勤務時間や日数を自由に選べることです。シフトの融通がきくため、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。不規則な用事が発生しやすい方でも、安心して働き続けられます。また、残業などが少ないのも嬉しいポイントです。

②希望エリアでの求人数が多い

パート・アルバイトの求人数は、他の雇用形態によりもはるかに多いです。そのため、希望するエリア・勤務日数で働ける可能性が高いです。正社員では「通勤で片道1時間」という勤務先も多いですが、パート・アルバイトは身近でアクセスがしやすい勤務先を選択できます。

デメリット

給料が低い&待遇がよくない

パート・アルバイトが他の雇用形態よりも劣るのは、やはり給料や福利厚生などの待遇面です。最低賃金で設定している企業が多いため、給料はとても低い場合があります。専門スキルが必要な業種や、深夜勤務などは時給が高い傾向にあります。また、企業によっては福利厚生がない所もあるため、働く前にきちんと確認しましょう。

②単純作業が多い

パート・アルバイトは臨時的・補助的に雇われるため、業務内容は雑務や単純作業が多い傾向にあります。人によってはとても退屈に感じ、「長く続けられない!」と感じる方も。専門スキルなどが身につけられないため、正社員などに転職しにくい場合もあります。

派遣社員

派遣社員は、人材派遣会社とは雇用契約を、職場となる企業とは派遣契約を結ぶという、雇用される企業と働く企業が異なる雇用形態です。非正規社員や間接雇用となります。賞与などはありませんが、人材派遣会社の福利厚生を利用できます。「仕事内容や環境に変化が欲しい!」「数年だけの期間限定で働きたい」と考えている方におすすめです。

メリット

①派遣会社のサポートがある

派遣社員の雇用主は派遣会社にあるため、派遣先に直接言いにくい仕事に対する悩みや希望を相談しやすいです。また仕事を変える際も、希望の業種やエリアなどの条件を踏まえて、派遣会社が求人を紹介してくれるため仕事を探す手間も軽減されます。

②企業や業種を変えられる

派遣期間が決まっているため、半年〜数年間で新しい仕事に挑戦できます。また、結婚や家族の転勤に合わせて仕事を辞めやすいのもメリットの1つです。

デメリット

①雇用期間が決まっている

派遣社員は雇用期間が定められており、最長で3年間しか同じ企業で働き続けることはできません。そのため、職場環境や仕事内容などにどれだけ満足していても、3年後には別の企業を探す必要があります。また、雇用契約が数ヶ月単位で区切られている場合は、業績悪化や人数調整で雇い止めされてもおかしくありません。いつまで同じ派遣先で働けるかが分からないため、生活が安定しにくいです。

正社員

長期雇用を前提した、安定した生活が送りやすい雇用形態です。企業の中心として役職や責任のある仕事を任される可能性が高いため、「仕事にやりがいを感じたい!」「フルタイムで安定した給料を得たい!」と考えている方におすすめです。パート・アルバイトや派遣社員から、正社員を目指す方も多くいらっしゃいます。

メリット

①安定して働ける

正社員の大きなメリットとして、安定して働けることが挙げられます。雇用期間が定められていないため、特別な事情がない限り、長期間かつ定年まで同じ企業で働き続けられます。安定の中には、「福利厚生がしっかりしている」という内容も含まれます。結婚や子育て、病気になって長時間勤務が厳しい状態でも、支援・補助金を出してくる企業が多いので、ライフスタイルが変化しても働き続けることが可能です。また、社員旅行や社員割引がある企業も!

②給料が上がりやすい

正社員は昇進などにより給料が上がりやすく、仕事に対するモチベーションが保ちやすい特徴になります。賞与や退職金など、普段の給料とは違う臨時的な収入を得られる可能性があります。

デメリット

①企業都合によるライフスタイルの変化

正社員が他の雇用形態と大きく違ってくる点として、転勤や異動があります。大きい企業になるほど、地方や海外に拠点をもっている企業も多いため、転勤や異動が考えられます。人間関係などの労働環境が変わるだけではなく、生活拠点も変わってしまう場合も。家族や友人、恋人と離れて暮らすのを余儀なくされる場合もあるため、勤める前に転勤・異動があるのかを確認しておく必要があるでしょう。

②責任が重くなる

他に雇用形態と比較して、業務内容は責任が重いものが多いです。その分スキルアップできますが、中には現在のスキルでは対応しきれない仕事を振られることも。過度なストレスにならないよう、気をつけなればなりません。

契約社員

企業とも直接雇用で、雇用期間を定めた契約を結ぶ雇用形態です。「雇用期間がある」という点では派遣社員と同じですが、企業に直接雇用されるかどうかが大きな違いです。正社員と同じように福利厚生がある場合が多いため安心して働けます。「貯金をして、2年後に留学を考えている」「経験を積んで、別の会社に移りたい」と明確なライフプランを持っている方にとって、とても働きやすい雇用形態です。

メリット

①正社員なみの給料をもらえる

企業や契約内容によっては、正社員と同じ勤務時間・勤務日数で働けるため安定した給料を得られます。福利厚生も正社員と同じように適用される場合があります。

②ライフプランを形成しやすい

契約社員と正社員の違いとして、「転勤・異動」がないことが挙げられます。そのため、「正社員と同じようにフルタイムで働きたいけど、転勤・異動は難しい!」という方でも働きやすいです。契約満了時期を踏まえて結婚や出産のタイミングを考えられるため、ライフプランが立てやすいです。

デメリット

①雇い止めがある

正社員は特別な事情がない限り定年まで働けますが、契約社員はそうではありません。契約期間の最長は3年であり、契約が更新されても5年以上は契約社員として働けません。契約期間が満了されれば、そのまま退職となってしまいます。しかし、契約社員として5年以上働いた場合は、正社員として雇用形態が変わる可能性もあり、そのまま継続して働くことが可能です。

②昇給しにくい

契約社員は正社員と違い、昇給がしにくいです。また、賞与や退職金も正社員と比較すると少額である企業が多いため、長く働き続けると正社員との差を感じやすくなります。

まとめ

雇用形態は、ライフスタイルに合わせて自分にあったものを選択できます。多くの方が高校や大学の教育機関を卒業した後に、正社員を目指して就職活動を行います。しかし、他にも留学や専門学校での新しい技術の習得など、数年後に明確なライフプランがある方は契約社員や派遣社員で期限付きで働く方法もおすすめです。どんなライフプランを歩んでいきたいかを考えると、自分にあった働き方が見つけやすくなりますよ。

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