編集者の仕事の種類をご紹介します

編集者は、「書籍編集者」「雑誌編集者」「漫画編集者」「Web編集者」の大きく4種類に分類できます。
今回はこの4つの仕事内容について、細かく解説していきますね。

種類1. 書籍編集者

書籍編集者は、主に作家と二人三脚で、企画を考え制作していきます。作家と打ち合わせを重ねながら、より多くの人に読んでもらえる書籍を目指していくのが基本スタンスです。

ただ書籍といっても幅広く、実用書・ビジネス書・専門書・学習参考書・絵本・辞書など、種類はさまざま。活字だけの本もありますが、料理・インテリア・ダイエットの書籍など、写真を掲載する場合もあります。そんなときは、カメラマンとの打ち合わせも必要です。

また規模の大きな会社になってくると、原稿の誤字脱字などをチェックする校正者も加わり、校正者とのやり取りも発生します。

種類2. 雑誌編集者

書籍編集者は作家と二人三脚で仕事をするのがメインでしたが、雑誌編集者はデザインのディレクションも大きな仕事として加わってきます。具体的にはライターだけではなく、カメラマン・デザイナーと、よく打ち合わせすることになるでしょう。

たとえばファッション誌であれば、「どの写真を使うか」「その写真をどんなレイアウトで掲載するか」といったことも、考えなければなりません。センスがない雑誌だと思われてしまえば、売れ残ってしまうので、美的センスは大変重要です。

そして雑誌でよく見かけるインタビュー記事を作成する場合は、取材のアポイント取りなどの段取りを行います。なお記事を作成するのは編集者ではなく、ライターであることが大半です。それゆえ、インタビュー記事を作成できるライターに執筆をお願いするかたちになるでしょう。出来上がった原稿のチェックは編集者の仕事です。

種類3.漫画編集者

漫画編集者は、漫画家と二人三脚で、漫画を制作していくことになります。より多くの読者に漫画を楽しんでもらうために、客観的な意見を漫画家に伝えて、ストーリーをわかりやすく面白いものにブラッシュアップしていくことも漫画編集者の仕事。

そして予定の印刷日に間に合うように、スケジュール管理をする役割もあります。漫画家のなかには納期を守らない方もおり、なんとか締め切りに間に合うようにサポートするのです。このように漫画を世に送り出すべく、漫画家をいろいろサポートすることになります。

種類4.Web編集者

Web編集者はインターネット記事の管理やディレクションを行います。書籍・雑誌・漫画編集者は紙媒体を扱うのに対して、Web編集者が扱うのはWeb媒体です。そのため印刷する段取りの仕事はありません。その意味で紙媒体の編集者と比べて、仕事内容が簡略化されます。

Web編集者の業務は、「記事の企画を考える」「Webライターに記事の執筆を依頼する」「出来上がった記事をチェックする(必要に応じて修正を依頼する)」「入稿作業を行う」の主に4つ。原稿が期日に間に合うように、ライターの納品スケジュールを管理をしながら、予算内で記事作成を目指します。

まとめ

書籍・雑誌・漫画・Web編集者は、それぞれ一緒に仕事をする相手が変わります。書籍編集者なら作家、雑誌編集者ならライター・カメラマン・デザイナー、漫画編集者なら漫画家、Web編集者ならWebライターが、主なビジネスパートナーです。編集者を目指すなら、どんなジャンルを扱いたいかも考えておきましょう。

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