転職エージェントに年収交渉は可能？

転職エージェントの求人票で提示されている年収について交渉するのは可能です。「この仕事で、この年収は少ないよな……」と思ったら、交渉してみるというのも1つの手。

そこで今回は、「誰に、どのタイミングに交渉するのがいいのか」、そして「どんなポイントを押さえたらいいか」についてご紹介します。

年収交渉する相手は「転職エージェント」

給与交渉は、企業と直接するのではなく、転職エージェントのキャリアアドバイザーを挟んで交渉するのがおすすめです。これには2つの背景が挙げられます。

• 求職者の年収がアップすると、エージェントの報酬もアップするので、双方にメリットがある
• 直接企業と交渉するのをNGとしているエージェントもあるので、事前に確認する必要がある

これらを考慮すると、転職エージェントの担当者と給与交渉することをおすすめします。また、お金の話は、あまり気軽に話せるような内容でもないもの。直接企業と話すよりエージェントの担当者と話すほうが話しやすいかと思います。

転職エージェントに年収交渉するタイミングは「内定前」

年収交渉のタイミングは、「内定前」と「内定後」の大きく2種類あります。このうち無難な選択肢は、「内定前」です。「内定後」に年収交渉をすると、最悪の場合、内定取り消しになるリスクがあります。そして内定をとってから急に態度を変えるような態度は、一歩間違えると人間性を疑われてしまうリスクも。確実に内定が欲しいと考えるのであれば、「内定前」に給与交渉するようにしましょう。

転職エージェントと年収交渉するときのポイント

最後に、転職エージェントと年収交渉する際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

• 「理想の希望年収」と「最低希望年収」を伝える
  具体的にいくら欲しいのか考えているのかを、幅をもたせて提示しましょう。
• 「業界の給与水準」を把握しておく
  「業界水準を下回っているので、上げてもらえませんか」といったロジックで交渉できます。
• 他社で内定をもらっている場合、その年収を伝える
  内定をもらっている他社の年収額が高ければ、大きな交渉材料になります。

この3つを伝えることができましたら、交渉が成功する確率もグンと高くなりますよ。

まとめ

年収交渉する相手は、転職エージェント。タイミングとしては、内定前が無難。交渉をうまく進めるポイントは「希望年収・最低年収」「業界の給与水準」「内定をもらっている他社の年収」を伝えることです。年収交渉の際には、ぜひお役立てください。

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