マスコミとメディアの違いを解説します！

マスコミとメディアと聞くと、どっちも似たようなものだと思ってしまいがちですよね。
しかし実際のところ、両者は別物。今回は、マスコミとメディアの違いついて解説します。

マスコミとは

マスコミとは、マスコミュニケーションの略で、不特定多数の人々に大量の情報を伝達することです。マスコミと聞くと、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌とイメージする人も多いことでしょう。しかし、これは正確な意味だとは言い切れません。

その理由の1つとしては、インターネットの台頭が挙げられます。現代のインターネットの影響力は、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌を追い抜くような、飛ぶ鳥を落とすような勢いで発展しています。そのためインターネットも、マスコミに分類することも可能になってきているのです。

このようにマスコミは、不特定多数に大量に伝達することであり、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌以外も含まれます。

メディアとは

メディアとは、簡単に言えば、情報伝達行うための媒体のこと。伝達手段とも言い換え可能です。メディアの種類は、本当に幅広いですが、具体例を挙げると下記になります。

活字メディア：書籍、雑誌、新聞など
音声メディア：ラジオ、ポッドキャストなど
動画メディア：テレビ、You Tubeなど

上記は大衆向けの例を挙げましたが、もっと個人的なものもメディアに含まれます。

活字メディア：メール、手紙など
音声メディア：CD、オーディオブックなど
動画メディア：ホームビデオ、DVD、ブルーレイなど

ちなみに、メディアがマスメディアを指すこともありますが、厳密に言えば違います。たとえば活字メディアの新聞はマスメディアに分類されますが、同じ活字メディアであっても、手書きの手紙はただのメディアになるのです。というのも、手書きの手紙は不特定多数に送るものわけではないからです。

マスコミとメディアの違い

マスコミとは、不特定多数向けに情報を伝達すること。そして、その手段がメディアという位置づけになります。
もっと言えば、不特定多数向けに伝達する手段はマスメディアで、個人向けに情報を伝達するものはただのメディアになります。
マスメディアの代表例が、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌と言われるもの。そして最近ではインターネットも、マスメディアに含まれると言われるようになってきました。