退職を決意した人が、やるべき3つのこと。退職の流れや手続きも徹底解説!

「初めての退職で、何から手をつけていいかわからない……」
「退職の流れや手続きといった全体像がわからない……」

退職を決意したはいいものの、いざ行動に移すとなると、迷ってしまうことはありませんか。
そこで今回は、退職を決意した人が、最初にやるべき3つのことを考えてみました。

在職中に、次の就職先を決めておく

退職する前にやるべきことの筆頭として、次の就職先を決めることが挙げられます。よほどの事情がないかぎり、次の就職先がないまま退職するというのは、おすすめできません。

その理由は、生活費の問題があるからです。後述しますが、失業手当をもらえるのは、2~3ヶ月先になります。貯蓄がたくさんあれば話は別ですが、このご時世、1年分の生活費などがある方は珍しいのではないでしょうか。

もちろん「過労で体がおかしくなってしまいそう」「ストレスで病んでしまいそう」といった切迫した事情であれば、いますぐ辞めてもいいかもしれません。心身がやられて、仕事ができなくなってしまったら、元も子もないですからね。本当に危ないときは、すぐそこから逃げましょう。

しかし、心身ともに健康であるならば、次の仕事を見つけてからでも遅くないでしょう。次の会社が見つかるのは、3ヶ月先なのか、半年先なのか、それはやってみないとわかりませんからね。

次の会社が決まっている状態とそうでない状態で転職活動をするのでは、精神状態も変わってくるでしょう。無職になってしまうと気持ちに焦りが生じてしまい、どこでもいいから転職したいと考えてしまうことはよくあることです。

退職~転職までのスケジュールを立てる

次の就職先も決まったら、ざっと退職から転職までの流れをつかみましょう。

退職1ヶ月半~2ヶ月前直属の上司へ退職の意思表示をします。なんの前触れもなく突然「辞めます」と言ってしまうと、会社側が混乱してしまいます。円満退社をするためにも、余裕をもって退職することを伝えましょう。
退職1か月前
退職願を提出します。退職願を出すことで、退職する覚悟ができたことを伝えます。それが終わったら、引き継ぎ業務を開始します。
退職10日前お世話になった取引先にあいさつをします。その際、後任者が誰になるのかもきちんと伝えましょう。
退職当日社内のお世話になった方々に、最後のお別れのあいさつをします。会社から借りていたものは、すべて返すようにしましょう。そして、必要書類はすべて受け取るようにしましょう。

退職前はなにかとバタバタしがちなので、スケジュールを立てて行動するのがおすすめですよ。

失業手当受給の流れを理解する

「次の就職先は決まってないけど、いますぐにでも辞めたい」――こうお考えになる方は、失業手当を受け取ることを考えましょう。

ハローワークのHPhttps://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_guide.htmlに記載されている雇用保険(失業保険)手続きは、下記の6ステップになっています。あくまでも大まかな流れとお考えください。また、失業保険は会社都合で退職する場合と自己都合で退職する場合で支給開始日が異なりますので注意が必要です。

補足しておきますと、自己都合退職とは、転職・移住・結婚など、労働者の都合で退職することです。反対に、会社都合退社とは、業績が悪くなったなどの会社の都合で、労働者が退職することです。たとえば、労働契約期間に定めがない状態で労働契約が解除されてしまう、いわゆる解雇による退職がこれに該当します。

ステップ1:離職

人事の方に離職証明書などの発行をお願いするなど、在職中に必要書類の準備を始めます。

ステップ2:受給資格決定

住所地を管轄するハローワークで「求職申込み」をしたのち、「離職票」を提出します。印鑑、写真、免許証、個人番号確認書類などの持ち物があり、忘れ物をするともう一度行くことになりかねないので、必ずハローワークのHPにて(https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_procedure.html#a1)で持ち物を確認しておきましょう。

ステップ3:受給説明会

雇用保険制度についての説明会に参加します。この説明会に出席することで、「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」を受け取れます。ここでも、必要な持ち物を忘れないように注意しましょう。

ステップ4:求職活動

失業の認定を受けるまでの間、ハローワークの窓口で職業相談をしたり、職業紹介を受けたりする必要があります。決められた求職活動しないと、受給が遅れてしまうこともあるので、早め早めに職業相談などのノルマをこなしておくのがおすすめです。

ステップ5:失業の認定

4週間に1度、失業の認定(失業状態にあることの確認)を行います。「失業認定申告書」に求職活動の状況などを記入し、「雇用保険受給資格者証」とともに提出します。

ステップ6:受給

雇用保険(失業手当)が給付されます。ステップ6まで到達するのに、2~3ヶ月かかります。

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